2023-11-26 ベトナムの歴史について こんにちは、ベトナムの歴史に興味がある方へ。このブログでは、ベトナムの歴史を大まかに箇条書きで紹介します。ベトナムといえば、ベトナム戦争や社会主義国としての現在の姿が有名ですが、それ以前や以後にも様々な出来事や人物が登場します。ベトナムの歴史は非常に長く、複雑で、多様な文化や民族が関わっています。それでは、ベトナムの歴史を時代順に見ていきましょう。 原始時代:ベトナムの先住民族は百越と呼ばれる東南アジア系の諸民族でした。彼らは磨製石器や土器を使い、水稲農業や畜産を行っていました。母系制の氏族社会を形成していました1。 古代:紀元前3世紀ごろ、中国の秦王朝によってベトナム北部が征服され、南越国と呼ばれる属国が置かれました。南越国は紀元前2世紀に独立を果たしましたが、その後も中国の漢や唐などの王朝に支配される時期が続きました。ベトナム人は中国の文化や制度を受け入れつつも、独自の言語や風俗を保ち、反乱や抵抗を繰り返しました12。 中世:10世紀にベトナムは中国の支配から完全に独立し、大越という国号を名乗りました。その後、丁朝や李朝などの王朝が興亡し、南下政策を進めてチャンパ王国やクメール王国と争いました。ベトナムは仏教や儒教を奉じ、文学や芸術を発展させました。また、チュノムという独自の文字を創り出しました12。 近世:15世紀にベトナムは南北に分裂し、南部の黎朝と北部の鄭氏政権が対立しました。17世紀には阮氏政権が台頭し、18世紀には南北を統一して阮朝を建国しました。阮朝はフランスやポルトガルなどの西洋列強と交流し、キリスト教や西洋文化の影響を受けましたが、同時に抵抗や迫害も起こりました12。 近現代:19世紀にフランスがベトナムに侵略し、フランス領インドシナの一部としました。ベトナム人はフランスの植民地支配に対して反乱や独立運動を展開しました。第二次世界大戦中に日本がベトナムに進駐しましたが、1945年にホー・チ・ミンがベトナム民主共和国を宣言しました。その後、フランスとの第一次インドシナ戦争やアメリカとのベトナム戦争を経て、1975年に南ベトナムを解放し、1976年にベトナム社会主義共和国を成立させました。ベトナムは社会主義国としてソ連や中国と関係を持ちましたが、カンボジアや中越戦争などの紛争にも巻き込まれました。1986年にはドイモイ政策を実施し、経済の自由化や国際化を進めました123。 以上がベトナムの歴史の概要です。ベトナムは古くから中国や西洋の影響を受けながらも、独自のアイデンティティを保ってきました。ベトナムの歴史に興味がある方は、ぜひ詳しく調べてみてください。それでは、また次回のブログでお会いしましょう。 https://amzn.to/3GhQYcs